シタールカレーは美味しかったでしょうか?

 昨年12月末、ふと「シタールを弾きながら、インド音楽のこと、インドのことを話す集い」をやってみようかなあ・・と思いました。

急な思いつきだし、演奏以外やったことがないし、とにかく・・こんな企画で皆さんが集まってくれるのか自信はまったくないし。 右往左往しながら、また助けられながら1月26日金曜日、「第1回清澤寺シタールサンガ」を無事終えることができました。

 8名(予想以上)の方々が参加していただきました。僕は理路整然と話を進めることがすごく苦手・・一応努力はするのだけれども・・というより不可能に近い。よって、音楽同様、話も即興的に進めさせていただきました。

 1回目ということもあり、インド古典音楽のことには少ししか触れず、話はたまたま家にあった5ルピー紙幣を持参して、紙幣に印刷されている17種類の言語の話から始めると、参加者の方から「農作業している人の絵が描かれていますね」と質問がありました。

 それで農業大国インドの農民の話からスタートとなり、農民の自殺が社会問題になっていること、その原因は・・と話が進むと、僕の口から「悪名高きモンサント」という言葉が出てしまいました。遺伝子組み換えの話に飛び(モンサント社は遺伝子組み換えでは世界のトップ)。

 インドでは一人の女性が立ち上がり、種子を守る運動を展開していますと話をすると、参加者の方々のなかの親子(お母さんと息子さん)連れの方の息子さんのほうから、「ヴァンダナ・シヴァさんですよね」と助言をいただきました。

 ヴァンダナ・シヴァさんは僕と同年代のインド人女性で、1982年に科学・技術・自然資源政策研究財団を設立、主催されています。2002年5月24日「週刊金曜日」に『農業における暴力と非暴力』というテーマで取り上げられています。

 

 こんな風な雑学的な感じで、もちろんシタールの演奏も交えながら、あっという間に時間が過ぎました。

 そして、ウチで採れたシタールの胴に使われる冬瓜(とうがん)を使ったエッグカレーと、菊いものサブジと、パランタ(チャパティの生地をのばし、油をぬり折りたたむことを数回繰り返して油を層状に練り込み、薄くのばして焼いたもの)、友人が作った無農薬米で、皆さんと話をしながらの食事会。お食事のあとはチャイを飲んでいただきました。もちろんカレーもチャイもおかわり自由です。(余っていれば・・ですが。ごめんなさい)

 さて第2回目のシタールサンガは2月23日金曜日。何を話そうか?

 ひとつ残念だったことは、皆さまとのお話会が楽しくて、今回用意した北インド家庭料理の写真を撮ることを、すっかり忘れてしまっていたことでした!!

 

シタールサンガ正会員のご案内
期間: 2018 年1月〜12 月 12 回
    毎月第4金曜日 午後7時〜9時
会場: 「萬松山 清澤寺」  〒400-0127 山梨県甲斐市天狗沢92
これからのシタールサンガ予定:2/23・3/23・4/27・5/25・6/22・7/27・8/24・9/28・10/26・11/23・12/未定

年会費: 20、000円 (途中から参加ご希望の方は、伊藤までご連絡ください。)
1回のみの参加:2,000円
正会員の特典:Anjali IndianMusic 主催関係のコンサートチケット50%割引。

資料、料理準備の都合がありますので、開催日3日前までにお申し込みをお願いします。

シタールサンガ正会員お申し込み方法
◉下記銀行口座に年会費をお振込いただき、電話、メールで伊藤までお申し込み。入金確認後領収書を発行します。
ゆうちょ銀行:「記号」16130 「番号」 980081 「 名義」イトウ コウロウ
(他の金融機関から振込:「店名」六一八(読み:ロクイチハチ)「店番」618 普通口座0098008)
山梨中央銀行:「店番」508(小立支店)「普通口座番号」285338「名義」イトウ コウロウ

シタールサンガ主催 伊藤公朗
甲府市上帯那町531 番地  090-3585-3388 mail@anjalimusic.jp /anjalimusic@docomo.ne.jp