ANJALI BAND

伊藤公朗が率いるファミリーバンド。オリジナル曲を中心にしてライブ活動を行っています。
インドの大地と信州、山梨の大自然に育まれ、共鳴しあう響きは全国各地でサポートされています。

ANJALIBAND

ANJALI BAND・アンジャリバンドのメンバーは家族です。

 息子二人を連れてインドに留学し、帰国後は信州の山奥に、古民家を借りて10年ほど暮らしました。ちょうど兄が小学校入学直前、弟は保育園入園前のころでした。

 家からスクールバスのバス停まで1キロくらいの山道を、子どもの足で30分ほど歩いて通っていました。 帰りはその山道が兄弟の遊び場になっていたようで、時には1時間ほどかかったりで、少しは心配したりもしました。

 今でも息子たちはその山暮らしのことが、よほど心に残っているようです。

メンバー紹介 

<伊藤公朗>1953年愛媛県の曹洞宗寺院の次男として生まれる。
「京都でブールスをやっていた時、偶然耳にしたシタールの音に、「これは使えそうな楽器やな」と・・ 世の中の流れからはもともと外れていたし、やりたいことが見つかったから、インドに行くことにした。捨てるものなんか何もなかった・・」

<伊藤美郷>1974年、ヨーロッパ、北アフリカ、中近東、アジアの旅の最後に立ち寄ったインドに魅せら れ、再び単身でインドへ。1980年再三インドに渡る。公朗と共にヒマラヤの玄関口リシケシに住みながら、聖地バドリナートをはじめとしてヒンドゥー教の 様々な聖地を訪れる。 寺院他でバジャン(ヒンドゥー教の宗教歌)のもつ大きなエネルギーに触れ、インド人の生活に密着しながら、その独特なスタイルや思想を習得する。1982 年、ハイデラバードで公朗と結婚。

 インドから帰国後は、ヒマラヤの気候によく似た信州に家族(夫、子供2人)と共に移住、築 100年弱の古民家を借り山暮らしをしながらライブ活動を続ける。 20数年暮らしていた信州から、現在は山梨県で生活しながら、旅と大自然の暮らしで出会った人々の暮らしを詩に書き下ろし、夫シタール奏者伊藤公朗の作品 の他、スタンダードなバジャンも歌う。

 音楽活動をしながら、コンサート、イベントの企画も担当。2000年に多彩なゲストを向かえて、オリジナル曲を収録したCD「YATRI」をリリースするも完売、2009年に再販の望む声に応え再リリース。

 1996年、長野県信州新町の曹洞宗「興禅寺」梅花講に参加し、演奏活動の合間を縫って習得に励んだ。長期の休止期間のあと2013年より長野県茅野市「頼岳寺」の梅花講に再び参加。

 シタール奏者の妻として、二児の母(伊藤快:シンガーソングライター、伊藤礼:シタール奏者)として、そして一人の女性歌手として活動している。

<伊藤快>伊藤公朗の長男として、1982年静岡市にて出生。 幼少のころよりインド古典音楽をはじめとして、様々な音楽環境のなかで育ち、 12歳(中学1年)の時、はじめてギターを手にする。その後ギターも歌も全て独学で習得したようだった。・・というのも、それ以後父も母も本人がギ ターを手にした姿をほとんど見たことがなかったのである。時折、父にギターコードなどの演奏方法を尋ねていたのを目撃はしたが。

 2006年、バックパック1つで半年間のインドの旅へ。仲間や旅先で出会った人々とのセッション、バンドライブを繰り返す。 2009年よりオリジナルの曲創りをはじめた。同年、初めてのワンマンライブを甲府市『SUNDAY』で行い、2時間半に及ぶステージでは満員の聴衆の方々 から大好評を得た。 「日常から宇宙へ・・・!」のキーワードのもと、Anjali Bandほかソロライブ活動を精力的に続けている。ソロ活動としての主な演奏活動は、『りんご音楽祭2011、2012春』ほか。

 

<伊藤礼>伊藤公朗の次男として、1984年長野市にて出生。兄同様、インド古典音楽をはじめとして、様々な音楽環境のなかで育った。 1994年10歳(小学5年)の時シタールを始め、シタールの基礎的な演奏方法などを2年ほど学んだ。伊藤礼10歳

父が用意した「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマが気に入ったらしく、学校から帰ると、父のいない部屋でひとりで体より大きなシタールを抱えて、 練習に励んでいた。 

 

 その後、しばらくはシタールからは離れていたが、2006年大学卒業を期に、シタール奏者の父に本格的に師事し、北インド古典音楽の理論、即興音楽の演奏 方法、表現方法などを学び始めた。 2010年4月 西荻窪にある民族系ライブハウス『音や金時』で父・伊藤公朗、U-zhaan氏と共演しシタール奏者としてデビュー。

  以降ライブハウスを始め、各種イベント、野外フェス等、東京をはじめ様々な場所で精力的に活動を行っている。 最近は北インド古典音楽以外にも様々な楽器との即興セッション、シンガーのバックバンドなど、ジャンルを問わず活動を行なっている。 兄の伊藤快(ギターとうた)との兄弟ユニットも活動中。Anjali Bandの初リリースアルバムにシタール担当として参加。

 『DUNA JAM2015(Italy)』『Dance of Shiva』、『いの2012(AnjaliBand)』『インドフェスティバル2011』、『ぼくらの文楽』、『ひかり祭(oobleck)』、『あかり』、『COUNT DOWN JAM2011′-2012′ “EarthTuning∞天音立』、『りんご音楽祭2012春(伊藤快&礼+風人)』、『FLOWER CAMP』、国指定重要文化財『藤村記念館』でのシタール演奏、文化学院(新宿)特別講師など精力的に活動を展開している。

ANJALI BANDの初めてのアルバム<Anjaliのうた>の紹介はこちらです>>>>

 

富士山麓ふもとっぱらで行われた”いのちの祭り2012″メインステージにて。